The Frank McKinney Jr. Memorial Pool (Indianapolis, IN)

2004年10月の世界短水路選手権が行われたプールです。
プールの名前となっているFrank McKinney Jr. はインディアナポリス出身の背泳ぎの選手で、1956年と1960年のオリンピックで金・銀・銅メダルを獲得しています。
1956年のメルボルンオリンピック100m背泳ぎで銅メダルを、1960年のローマオリンピックの100m背泳ぎで銀メダルを獲得しました。メドレーリレーでは100m背泳ぎで優勝したオーストラリアのDavid Thiel選手に競り勝ち金メダルを獲得したそうです。
メFrank McKinney Jr. はルボルンオリンピックの後、インディアナ大学に入学しました。その時のヘッドコーチにDr. Counsilmanが就任する事になったので入学を決意したようです。
その後はAmerican Fletcher National Bank の社長になり、1992年に飛行機事故で亡くなられたとのことです。

普段はNBAのIndiana Pacers が本拠地としているバスケットボールアリーナConseco Fieldhouseに設営されたプールは、2004年のUSA Olympic Team Trialsが行われたLong Beachの仮設プールと同じく、イタリアのMyrtha社製の組み立て式です。9月22日の真夜中から設置が始まり、2週間足らずの10月3日には完成しています。大会終了後は10月15日から体操の大会がありましたので中3日で元通りに戻したようです。このプールは何処かの地で常設プールとして使われる予定とのことです。


Conseco FIeldhouse です。NBAのIndiana Pacersの本拠地です。



入り口です。入り口を入ったところはロビーになっていて、右手が競技会場になります。



エントランスのロビーです。天井には泳いでいる人の大きなノボリが吊るされています。



競技会場の入り口です。ここからの風景はどう見てもバスケットボール会場です。



競技会場全景です。25mプールと白いテントで囲われたアッププールがバスケットボール会場にきっちり収まっています。すり鉢状の会場ですので、どの席からでも競技状況がよく見れます。



テントの下にアッププールが見えます。25m x 6レーンのようです。



プールサイドはパイプの足場で作られています。デッキの高さは2mちょっとという感じですので、プールの深さもそれくらいだろうと思います。



土曜日は3階席からの観戦でした。すごく高いところからの観戦で、レース全体の状況はよく分かりました。観客席の傾斜はすごくきつく、前席の背もたれの上部に、足元があるという状況でした。



3階席の上部は薄暗くなっています。高さがよく分かるのではないかと思います。会場は1万3000人以上の収納能力があるようですが、最大何人かは分りませんでした。



日曜日は2階席での観戦でした。このレベルが普段の大会での観客席ぐらいだと思います。プール上方にあるアストロビジョンは四方から見ることができますので、選手の様子やタイムがよくわかります。



世界選手権ですので、会場には各国の旗が掲揚されていました。



会場の時計の文字盤は、「I A N A N A I D N I N D」と入っていました。INDIANAからとっているのは間違いありませんが、アルファベットの並びにはどういう意味があるのでしょうか?



会場内にもオフィシャルグッズの売店がありますが、会場外の路上にもご覧のような売店が出ていました。商品や値段はどれも同じでした。どこの売り場も長い列が出来ていました。



バスケットアリーナですので、ご覧のような展示があちらこちらにありました。



Jermaine O'nealの等身大写真です。馬鹿でかい靴と足型の展示がありました。



プール情報からは外れますが、インディアナポリスのダウンタウンの中心となるソルジャータワーです。なんのゆかりがあるのかは調べておりませんのであしからず。



ソルジャータワーの下から、ダウンタウン観光の馬車が出ていました。このタワーの下には教会があり、結婚式を終えた新郎新婦も馬車に乗っていました。



インディアナ州では何故かバイクの軍団を多く見かけます。いい年のおっさんがノーヘルでハーレーを乗り回しています。何か理由があるのでしょうか?





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