2005. 4.17 Bob Bowman Coach

内容:Bob Bowmanコーチの紹介 
出典:University of Michigan Men's Swimming & Diving 2004-2005 メディアガイド


以前に東島一生さんよりいただいた、ミシガン大学男子水泳部のメディアガイドに、ヘッドコーチBob Bowman Swimmingの記事がありましたので、抜粋して紹介します。

<学歴>
1987年 フロリダステート大学卒業(Florida State University)
  発達心理学学士取得、副専攻科目は作曲
  水泳部(The Seminoles)選手(1983-1985)

<コーチ経験>
University of Michigan
  Head Coach 2004- (ミシガン大学8番目のヘッドコーチ)
North Baltimore Aquatic Club
  High Performance Coach 1999-2004
  ・2004年のアテネオリンピックでMichael Phelps選手が6つの金メダルと2つの銅メダル獲得。
  ・世界選手権でMichael Phelps選手が5つの金メダルを獲得。
  Senior Coach 1996-1999
  ・3人の全米選手権優勝者、10人の全米選手権決勝進出者、5人のUSナショナルチームメンバー輩出。

Napa Valley Swim Team
  Head Coach 1994-1996
  Assistant Coach 1991-1992
  ・USナショナルチームメンバーやジュニアナショナルチームメンバーを輩出。
  ・国際大会で6つの金メダルと2つの銀メダル、2つの銅メダルを獲得。

Birmingham Swim League
  Head Coach and Program Director 1992-1994
  ・過去10年間で地域20番以下のチームをトップ5に向上。

Cincinnati Pepsi Marlins
  Senior Assistant Coach 1990-1991
  Head Age-Group Coach 1987-1988

Las Vegas Gold Swim Team
  Assistant Coach 1988-1990
 
Area Tallahassee Awuatic Club
  Head Age Group Coach 1986-1987

Florida State University
  Assistant Coach 1986-1987
  ・母校でリクルートのコーディネータや練習や大会結果の情報フィードバックシステム開発を補助。

<受賞経験>
USA Swimming Coach of the Year
2001, 2003

ASCA Coach of the Year
2001, 2003

USA Swimming Developmental Coach of the Year
2002

Maryland Coach of the Year
2000

<海外大会コーチ経験>
2004 アテネオリンピック
2001 福岡世界選手権
2003 バルセロナ世界選手権
2003 FINA ワールドカップ
2002 横浜パンパシフィック選手権

以上。

4月12日のAASC BanquetでのBob Bowmanコーチのスピーチも追記しておきます。

スピーチではBob Bowmanコーチの水泳暦や水泳選手に大事な三つのことをあげていました

Bob Bowmanコーチは11歳で水泳を始めたとのことです。1978年にサウスカロライナのコロンビアで始めたとのことでした。ということで、今年で38歳ということになります。水泳選手としては速い選手ではなかったようですが、水泳が好きで水泳をする人が好きだからこれまでやってこれたとのことです。
コーチ暦は18年で、そのうち17年はクラブチームのコーチをやっていたので、今日のBanquetの雰囲気もしっくりくると言っていました。ちなみに17年間のクラブコーチ暦のうち、NBACで8年間コーチをしたそうです



世界記録を出すような選手であろうが、ステート大会出場を目指す選手であろうが、水泳選手として重要な三つの事は、1) Goal 2) Commitment 3) Accountable と言っていました。

1) Goal
まず、目標を設定する事が重要で、ドライブする時は目的地が決まっていないと到着できない。たまに目的地が決まってない事もあるだろうが、目的地が決まっていなければ、効率的に目的地に到着できない。進む方向を示すために、Goal設定は重要。

2) Commitment
ゴールを決めたらそれに向けてどうするのか公約する。どんなレベルであっても、目標に向けてどうするのかを決断し公約する事が重要。

3) Accountable
目標を決めて公約したら、その結果に責任を持つこと。

以上のようなことを言っていたと思います。この三つの大事な事は、選手だけでなく、コーチであっても、母親であっても、エンジニアであっても、奥さんであっても、誰であっても重要であり、スイミングを通して人に多くのことを与えてくれると結んでいました。



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