2004年 7月

2004年07月01日
アメリカのオリンピック選考会のチケットが手に入りました。7月10・11・12日の予選・決勝分です。何とか日曜日だけでも見にいきたいと思っています。
2004年07月02日
7月4日はアメリカの独立記念日で、会社は3連休となります。
2004年07月03日
ガス・電気についてはDTE Energy(Detroit Edison Energy)という会社が供給しています。冬場の支払いは$300にもなっていましたが今月は$70でした。夏場はガス代が少なくてすみますが、その分芝生の水やりのための水道代が高くなります。
2004年07月04日
カマロフェスティバルに行ってきました。昨日勝が行った際には300台程のカマロがあったそうですが、今日は天気が悪く100台程でした。800HP以上の車や1968年くらいからの古いカマロなどでいっぱいでした。




2004年07月05日
ちょっと古いニュースですが、University of Michgan(U of M)のMen's Swimming & Divingのサイトに「Bowman Adds Schinnerer to Staff as Assistant Coach」という記事(6月15日付)がありました。新しくヘッドアシスタントコーチとして、Dan Schinnererさんを採用するとの事です。Dan Schinnererさんは、Yale University卒業後にNew Jersey州HighstownのThe Peddie Schoolのアシスタントコーチをし、昨シーズンからボランティア アシスタントコーチとしてWalverineの練習を見ていたとの事です。Yale UniversityはGPA3.8/4.0との事ですので、そうとう勉強のできる人なんだと思います。ちなみにこのあたりで一番難しいU of MのGPAは3.0です。
Dan Schinnererさんがヘッドアシスタントコーチになるという事は、Eric Namesnikさんはどこかに行ってしまうのでしょうか?
2004年07月06日
暗くなると家の裏に蛍が飛ぶようになってきました。昨年もこの時期になると蛍が飛んでいましたが、家の中を暗くすると沢山飛んでいるのがよく見えます。アメリカは土地が広いからか、住宅地の近くでも鹿が出ますし、春から夏にかけては車に轢かれた狸・スカンク・鹿などが道端に転がっているのをよく見かけますが、自然に関しては日本より保全されているのかもしれません。
2004年07月07日
今日からUSオリンピック選考会が始まりましたが、昨日の地元の新聞Ann Arbor Newsに、Klete Keller選手の記事が載っていました。記事にはTom Malchow選手が「He's a piece of work」とコメントしているなど、Klete Keller選手のユニークなエピソードが沢山記載されています。プールの外でKlete Keller選手は、時計も持たず、携帯電話も持たず、家の電話線は外したままになっているとの事で、気ままに暮らしているようです。忘れ物も多く、パスやチケット、水泳道具、水着などを置き忘れたり、ナショナル合宿の際には、パスポートと航空券を忘れて二日後から合宿に参加した事もあり、チームメートはKlete Keller選手のオンタイムは5分遅れと言っているそうです。確かに勝の話でも、Klete Keller選手はいつも練習に遅れてくるようです。
そんなKlete Keller選手が、USオリンピック選考会の初日の400Fr決勝で、3:44.19のアメリカ記録を出し優勝し、オリンピック出場の第一号決定となりました。(詳細タイムは26.34-53.95 (27.61)-1:21.85 (27.90)-1:50.19 (28.34)-2:18.81 (28.62)-2:47.34 (28.53)-3:15.79 (28.45)-3:44.19 (28.40)) 私が話しかけても気さくに答えてくれるKlete Keller選手を応援していきたいと思います。
2004年07月08日
今日も世界新記録が出ました。Brendan Hansen選手が100Brで59.30を出し優勝です。連日の世界新記録ですが、明日も出るのでしょうか?
2004年07月09日
今日は世界新記録は出ませんでしたが、Aaron Peirsol選手が100Baで53.64という世界記録にあと0.04秒というタイムを出しました。シェービング無しとの事でしたので、オリンピックでシェービングすれば世界記録が出るかもしれません。
2004年07月10日
今日の午後のセッションは、Longbeachmp選考会会場で生観戦でした。
競技開始前には1964年と1984年のオリンピック出場選手の紹介がありました。両方で30人のオリンピック出場経験者が参加しており、多くの観客が立ち上がって拍手を送っていました。1984年の水泳選手団は33個のメダルを獲得したそうです。

1964年の選手団
2004年07月11日
午後のセッション開始前にTom Malchow選手に、終了後にChris Thompson選手やKlete Keller選手と話をする事ができました。
Tom Malchow選手には、「200Flyで2位に入っておめでとうと」声をかけたところ、嬉しそうに笑いながら「ありがとう」と言っていました。


Chris Thompson選手には、「肘の具合は?」と尋ねたところ、手のひらを水平にしてヒラヒラさせながら「肘は大丈夫だよ」とのことでした。


Klete Keller選手には、「400Frの新記録おめでとう、次は世界記録狙い?」と話したところ、「I hope」とのことでした。この後は家族で食事に行くとのことでした。
2004年07月12日
今日は選考会生観戦最終日でしたが、女子200Brと男子200Baが連続で世界記録を更新しました。このパワーはどこから出てくるんでしょうか?凄すぎます。
2004年07月13日
月曜日の夜のレッドアイ(ロス→デトロイトの夜行便)で帰ってきて仕事に行き、夜、家に帰ってきてから選考会で撮影したビデオを見ました。ところが何とBrendan Hansen選手の200Br決勝の世界新記録を達成した際の泳ぎが撮れていませんでした。どうも撮影ボタンを押し忘れてしまったようで、最後のタイムを表示した掲示板しか映っていませんでした。滅茶苦茶ショックです。
2004年07月14日
今日から英会話の教室に通い始めました。中国・韓国・ベネズエラ・ポルトガル・日本等からの生徒が12人の教室です。頑張って上達して、もっと水泳の情報などを集められるようにしたいです。
2004年07月15日
明日金曜日から3日間でAASC Summer Inviteがあります。勝のスイムクラブ主催の大会です。今回勝は下記の種目に参加します。
金曜日 夜
  800 Free
土曜日 午前
  400 Free
  200 IM
  100 Back
  200 Fly
  200 Free
日曜日 午前
  50 Free
  100 Fly
  100 Free  
800Freeは今回が初出場です。どんなタイムが出ることでしょう。
明日は私も会社が終わってからタイムキーパーのボレンティアをしながらレースを見ることになります。
2004年07月16日
初800Frの結果は8:59.54でした。50mのペースが34秒+0.4/-1.0くらいでした。800Frは今まで気にして見たことが無いのでよく分かりませんが、400Frのタイムからすると遅いんじゃないかと思います。
タイムキーパーをしている最中に(800Frなので間の時間がありました)、Kara lynn Joyce選手のお母さんと話をしました。一応AASCのコーチを始めたのですが、今日はあちらこちらで話をして歩いていました。きっとみんなにお祝いの言葉を懸けられていたんだと思います。
今Kara lynn Joyce選手はどうしているのか尋ねてみましたが、そのままカリフォルニアに残り、Jon UrbanchekコーチのもとClub Wolverineのメンバーと共にスタンフォードで練習しているとのことです。代表合宿は18日からとのことですが、ミシガンに戻ってきてもすぐに戻らなければいけないので、そのままカリフォルニアに残ったとのことでした。
また、アテネオリンピックには行くんでしょ?と聞いたところ、8月10日から22日まで行くとのことでした。でも、USA Swimmingからはチケットが二人分しかもらえず、兄弟二人分が足りないとのことでした。ギリシャではチケットが売れ残っていると聞いているけど買えないの?と聞いたところ、必要な日のチケットは売り切れとなっていると言っていました。何とかなるといいのですが。
また、Chris Thompsonコーチも今朝の練習からコーチに復帰して、今日の大会にも来ていました。選考会の事を聞いてみましたが、あの事情の中ではいい結果だったとのことです。決勝に出場できると知ったのは水曜日の朝で、火曜日の予選後はダウンを100mくらいしかしなかったので充分じゃなかったとのことです。
Peter Vanderkaay選手が何故1500Frの決勝を棄権したのか勝のコーチに聞いたところ、Peter Vanderkaay選手は食中毒だったとのことでした。私はてっきりChris Thompson選手を決勝に出場させてやるためかと思っていましたが、そんな浪花節的な話ではなかったようです。もしそうであればChris Thompson選手も火曜日には決勝進出を知っていたでしょうから。
2004年07月17日
大会二日目の結果。
400Fr 4:17.67(29.46-33.19-33.29-33.47-33.40-32.82-32.21-29.93)
200IM 2:22.48(29.98-37.41-45.31-29.78)
100Ba 1:10.13(34.17-35.96)
200Fly 2:21.04(30.62-36.10-39.94-34.38)
200Fr 1:58.04(27.09-29.59-31.16-30.20)
どのタイムもベストから随分遅れていますが、3時間ほどの間に5種目泳いだことを考えれば良しとしておくことにします。

夕方はタイガース対ヤンキース戦を見てきましたが、松井選手もノーヒットに終わりました。
観客は超満員でした。
2004年07月18日
昨晩より左肩が痛いとの事で、大会会場に行ってアップで様子を見てみましたが、腕を上げると痛みがあるとの事で、大会は棄権しました。このところ過密スケジュールで、体のケアを怠っていたのが原因の一つじゃないかと思います。
2004年07月19日
東京では39.5度を記録するなど暑い日が続いていると聞いていますが、こちらは昼間の気温も30℃ほどで、朝晩は家の中は寒さを感じるくらいです。夏ばてなどとは無縁の気候かと思います。
勝の肩の痛みはまだひかない様なので、今日も練習は休みました。
2004年07月20日
先日の大会のプログラムに、水泳関係者の名言?の記載がありました。

The water is your friend, you don't have to fight with water, just share the same spirit as water, and it will help you move. Alexandr Popov

For myself, losing is not coming second. It's getting out of the water knowing you could have done better. For myself, I have won every race I've been in. Ian Thorpe

So you won, but who did you beat? Matt Mann

I wouldn't say anything is impossible. I think that everything is possible as long as you put your mind to it and put the work and time into it. Michael Phelps

どのコメントも含蓄がありますが、やっぱりPopovがいいですね。
2004年07月21日
今日から練習に復帰。しかし左肩だけでなく右肩も痛く、あまりハードな練習はしなかったとのことであるが、本人はいたって元気。
2004年07月22日
7月5日の日記で、University of MichganのMen's Swimming & Divingアシスタントコーチとして、Dan Schinnererさんを採用するとのニュースがありましたが、現在アシスタントコーチをしているEric Namesnikさんは、Ann Arborの南にあるSalineという町のRecreation Centerでコーチをすることになるそうです。(情報源は勝のコーチ)
また、Michigan State Universityのアシスタントコーチになった野口さんと電話で話をしたところ、Jon UebanchekコーチはカリフォルニアのIrvine Novaquaticsのコーチになるとのことでした。二人ともいつも気さくに声をかけていただき話しをさせていただいていましたので、これからそういう機会が少なくなるのはちょっと残念です。
2004年07月23日
肩の方は殆ど痛みはなくなったようですが、全然泳げなくなってしまったとのことです。
今朝の気温は15℃でした。日中も25℃まで上がらなかったようで、家の中にいると寒かったようです。日本と比べるとほんとに過ごしやすいです。でもその分冬が大変なんですが。
2004年07月24日
今日は自宅から1時間ほどの所にある、オーバルトラックのレースコース2ヶ所に行ってきました。久しぶりにコルベットも走らせました。(都合により2台で行きました)


最初に行ったのはアナーバーから北西に一時間ほどのHoltという町にあるSpartan Speedwayで、1周500mほどのオーバルコースです。偶然コルベットのクラブの走行会をやっていました。


続いてはミシガンで一番大きいMichigan International Speedwayです。来週はトヨタも出場しているIRLとNASCARトラックレースがあります。今日はNASCARが3台ほど走っていましたが、こちらは1周2マイルの大きなコースで、スピードは軽く300km/hを超えます。



掲示板にカバさんから今回の怪我の理由について質問がありました。今回の怪我については、一番の理由はストレッチ不足だと思います。夏休みになり2回練習が始まりましたが、7月からは毎日英語のクラスにも出席する事になり、トレーニングやストレッチする時間が取れなかったところに、私も忙しかったため、パートナーストレッチが殆ど出来ていない状況でした。そこに先日の大会で、3時間に5種目泳いだため、レースの間のダウンやストレッチがこれまたあまり出来なかったため、筋肉の伸展が不充分で腱の付着部にストレスがかかり炎症を起こしたんだと思います。ということで、今後気をつけなければと思います。
2004年07月25日
明日は早朝からアリゾナ州のフェニックスに出張です。ミシガンの涼しい気候に慣れた体には厳しいんじゃないかと思います。
2004年07月26日
アリゾナは暑いです。荒野の少年イサムに出てきたような景色の中に、3m以上あるサボテンが立ってました。
2004年07月27日
アリゾナはやっぱり暑かったです。気温は華氏110度まで上がりました。摂氏にすると43℃くらいで、息をすると喉が焼けるような感じでした。でも湿度は5%もないそうで、日陰に入れば随分暑さがしのげます。見た目には汗をかいていませんが、実際には汗が出てすぐに蒸発しているだけですので、水分補給を怠るとすぐに熱中症になってしまうとのことです。
2004年07月28日
アリゾナから帰ってきました。明日からMichigan Swimming Long Course Championshipが始まります。今回個人5種目とリレー3種目の出場になります。個人種目は午前9時より予選があり、午後5時半より決勝となります。
木曜日
800Frリレー
金曜日
400Fr
100Fly
400メドレーリレー
土曜日
50Fr
200Fr
400Frリレー
日曜日
100Fr
肩の痛みは影響なさそうなので、今回の大会で夏の全米選手権の標準タイムを切ってほしいところです。
2004年07月29日
夕方5時半より800Frリレー決勝がありました。勝は第一泳者で泳ぎましたが、タイムは1:55.57(26.73-28.64-30.03-30.17)でベスト更新ならずでした。
USA SwimmingのHPを見ていたところ、2003-2004 Top Timesのページがあり、勝もBoys 17-18の200Frに20番で載っていました。
2004年07月30日
今日は午前中に400Frと100Flyの予選があり、午後は400Fr・100Fly・400メドレーリレーの決勝がありました。結果は以下の通りです。

予選
400Fr 4:17.34(29.45-33.51-33.51-33.74-32.70-32.0-32.68-29.75)
100Fly 1:00.08(28.35-31.73) ベスト更新

決勝 
400Fr 4:07.83(28.52-30.93-31.73-31.13-31.46-31.46-31.85-30.75)
100Fly 59.30(27.75-31.55) ベスト更新
400メドレーリレー第4泳者 53.14(25.11-28.03)                                  
2004年07月31日
今日は忙しい一日でした。朝からMichigan International Speedwayに行き、NASCAR Truckシリーズのレースを見てきました。1周2マイルのコースを100周しましたが、最後の周回はイエローフラッグが出る中、イエローのトヨタTundraが初優勝を飾りました。関係者はみんな大喜びでした。


レース後すぐにアナーバーに戻り、今度はステート大会の決勝に行きました。会場に着いたところ、タイムキーパーが足りないとの事で、タイムキーパーをしながらの観戦でした。
昨日の決勝終了後、家に着いたのが夜の10時。今日は朝の予選のため8時に出発で、少し疲れもたまってきているようですが、今日もまずまずの結果でした。

予選結果
50Fr 25.35 ベスト更新
200Fr 1:56.28(26.85-28.79-30.44-30.20)

決勝結果
50Fr 24.93 ベスト更新
200Fr 1:54.37(27.35-29.10-30.17-27.75)
400Frリレー第1泳者 53.71(25.89-27.82)  ベスト更新  


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